秩父の工務店
秩父・木の家専門店 夫婦で営むJIROKEN工務店土屋賢次郎です。
先日、お客様のご自宅を訪問した際、驚きの光景が目に飛び込んできました。
見事に輝くウッドデッキが、太陽の光を受けてキラキラと輝いているではありませんか。
「あれ?デッキ、何か手を入れられましたか?」と尋ねると、
お客様がにっこりと笑いながら「実は、自分で塗装してみたんですよ」と。
思わず、「えっ⁉」と声が出てしまいました。
ウッドデッキの塗装は、経験がないと難しそうに思える作業ですし、体力も必要な作業です。
それを自分でやられたとは驚きでした。
お話を聞くと、「最初はプロに頼もうかと思ったんです。でも、自分の家だから自分で手をかけてみようって思い直したんですよ。やってみたら、意外と楽しかったんです!」とお客様。
塗り始める前は、正直不安もあったそうですが、やり始めたらどんどんハマっていったとのこと。
「ペンキを塗るたびにデッキがどんどん変わっていくんですよ。それが面白くて、気づいたら時間があっという間に過ぎていました。自分でここまでできるなんて思わなかったけど、やってみると楽しさも達成感も得られました」と、楽しそうに話してくださいました。
その「やってみたら楽しかった」という言葉に、私も心が温かくなりました。
家づくりは、私たちプロが行うものですが、その後のメンテナンスや手入れを通じて、お客様自身が家との関わりを深めていくことは、家の価値をさらに高めてくれます。
お客様が自分の家に手をかけ、その時間を楽しんでくれることこそ、私たちが目指している「ワクワクする暮らし」の一部なのだと実感しました。
「次は何に挑戦しようかな」と笑顔で話すお客様の姿に、私も一緒にワクワクさせてもらいました。
家はただ住む場所ではなく、関わり方次第でその楽しさがどんどん広がっていく。
お客様が自分の手で家を楽しみ、その過程を満喫している姿に、家づくりの仕事の素晴らしさを改めて感じました。
さて、次のお客様訪問ではどんな「楽しかった!」が待っているのでしょうか?
楽しみにしています。
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