なぜイベントを行うか。
- JIROKEN
- 2021年11月29日
- 読了時間: 3分

秩父・木の家専門店 家族でガンバルJIROKEN工務店 土屋賢次郎です。
第2弾!開催しました。
「秩父の野草をつかったクリスマスリースづくり」
とある参加者さんから質問をいただきました。
「なぜ、工務店がワークショップを主催するのですか。」
なるほど。なぜだろう・・・。
1,作家さんを応援し地域を元気にしたい。
秩父のにはたくさんの魅力ある作家さんがいる。多くの方々にその作品、人柄を知ってもらい「つながり」を持ってもらう事で秩父地域が元気になるのではないか。その発信基地にJIROKENがなれるのではないかと考えました。
2,秩父の自然を守り、増やしたい。
秩父の自然をつかったワークショップを行う事で、地域の方々に地元の自然に触れていただき、その魅力を感じることで、自然を大切に思っていただくきっかけになるのではないかと考えました。
そんな想いで開催しようと・・・。
そして、なぜ私がそのような考えをするようになったか・・・。
私は学生のころ、学校が嫌いで、仲間と近所の森で遊ぶことが日課でした。川遊び、キャンプ、焚火等々をして「俺たちの森」で過ごす時間が多く、そこが居場所でした。
ある日、「俺たちの森」にバリケードがされ、入れなくなっていました。近所のおばさんの話では、そこにゴルフ場がつくられるとの事。
私たちは話し合い、市長に直談判、なぜか警察に相談、といろいろな事を行いましたが「ゴルフ場建設は法に則って、正式な許可のもと行われている。」というもっともな理由で、誰も大人達は相手にしてくれませんでした。
その時は私は「俺が総理大臣になって森を守る。」と本気で思ったのを覚えています。
それから時が過ぎるとそんな事があったことをすっかり忘れて生活すようになりました。
そして、7年前息子が誕生しました。なぜかそのころから「俺たちの森」がフラッシュバックのように思い出されることが度々。
「何かしなければならない。」と思い、近所のゴミ拾いを始めました。
それだけではもの足らず、地域の方々と一緒に、武甲山のゴミ拾いに行ったり、商店街をゴミ拾いしたりしました。
ゴミ拾いだけでは森は守れないし、増やせない。そして、一人では何もできないと思い、同じように自然を大切に思っている方々とつながり、もっと具体的な森を守る活動をしていきたい。
そんな想いで秩父の自然をテーマにしたワークショップを開催することになりました。
これからも、ワークショップを通じて仲間を増やし、秩父地域の森を守り、増やしていく。そして、それを次世代の子ども達につなげる。
子ども世代、孫世代、200年後、300年後に「森」を健全な状態で渡す事。
それが、私の存在意義のように感じます。
次回は
「思い出の服や布を再利用!裂き織ワークショップ」です。
裂き織とは、着られなくなった服などを裂いて織り込んで、タペストリーなどに再生する方法です。
少しでもゴミを減らし空気をきれいにすることにより森が少しずつ健全になっていくのではと思い企画しました。
【イベント詳細】
開催日時 2022年1月23日(日)10:00~12:30
場所 JIROKEN工務店(大畑町4-49)
参加費 5,000円(講師料、簡易織機、道具一式、秩父の自然を守る活動費)
持ち物 捨てるに捨てられない思い入れのある服や布
※お手数ですが、電話又はメールでご予約お願いいたします。
℡0494-26-6098 080-3455-0093
mail:jiroken6098@gmail.com
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