秩父・木の家専門店 家族でガンバル JIROKEN工務店 土屋賢次郎です。
10月24日(日)秩父滝沢サイクルパークで開催されたBMXレース「滝沢杯」に息子KSKが参戦しました。
KSKは自転車を始めて2年が経ちます。
何度かレースに出ていますが、一度も一番になったことがない。
数カ月前のレース後、彼は私に尋ねてきました。
KSK:「なんで僕より遅く始めた○○君や△△君の方が早いの?」
私:「う~ん。練習してる量はKSKの方が多いなあ。多分・・・ 上手になる時期が人それぞれ違うんだよ。KSKもずっと努力していれば、絶対早くなるよ。」
彼は悔しそうに涙目でうなずきました。
そして、先日の滝沢杯。
私:「KSK。今日のレースの目標は?」
KSK:「タイムで50秒を切ること。それと一番になる事。」
そしてスタート
結果はやはり8人中、8位。
「また、あいつの悔し涙を見るのかあ。」
がしかし、今回は晴れ晴れした表情。
KSK:「パパ!50秒切れたよ。もっと練習して、今度は一番になる!」
私:「そうだね。努力をしつづければ絶対一番になれるよ。」
絶対一番になれる・・・。と言ったが。
努力をすれば必ず結果が出ると信じたい。
しかし、現実そんなことは無い。
だが、努力をしつづければ必ず今までとは違った風景が見えてくる。
その風景をみて、また努力ができる。
そして、また違う風景がみえてくる。
これを繰り返すことで、人間性が磨かれていく。
そうか!レースの目的は努力をして人間性を磨き続けることだ。
そうすれば、なりたい自分に近づける。まわりの人が助けてくれる。
将来、彼が本当になりたいものをみつけたときの練習。それがレースかあ。
「努力は人を裏切らない。」
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