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  • 執筆者の写真JIROKEN

快適な基準






先日、とあるお客様とお話をしていて住まいのお話になった。





お客様 :「20年前に子どもができたのをきっかけに新築して住んでいますが、子どもが家を出てしまって2階が物置になってしまい、ほとんど使ってないし、上がるのが大変で行かなくなってしまいました。」





私:「そうですね。もったいなことですが度々聞くお話です。」





お客様:「一級建築士の立場から何か対策みたいなものを教えていただけますか。」





私:「そうですね。まずは新築されるときに平屋を考える。これが一番良いですけど、広い土地が必要だったり、なかなか現実的ではない。実際私が間取りを考えるとき可能な限り1階で生活が完結できないか考えます。ちなみに私の自宅は1階だけで生活できます。2階は間仕切りもないオープンスペースで子どもが走り回ったり、遊び場になっております。」





私:「現実的には、やはり階段でしょう。」





お客様:「階段・・・ですか?」





私:「そうです階段です。建築基準法で階段のサイズは決まっております。しかしそれは最低限の寸法です。快適に過ごせるためのものではございません。私は階段を考えるとき勾配のきつくない緩やかで、段差を低くし2階にもなんとなく抵抗なく行けるような、そんな1階と2階がつながるようなイメージで。その分階段のスペースを必要としますが、2階がデットスペースになるより有効ではないかと考えております。」





お客様:「なるほど。子ども達が新築をするときに参考にさせていただきます。」






2階という概念が変わるかも。是非弊社モデルハウス件自宅を見に来てください。










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