いつものようにゴミ拾い
「今日はゴミが多かったなあ。」
と言いながらお家へ帰ると
近所のおばあちゃんが
「いつもゴミ拾いありがとう。これは亡くなった夫が造った竹とんぼだけど。使ってもらえると嬉しいわ。」
と、手づくり竹とんぼをプレゼントしてくれた。
おばあちゃん曰く、亡くなった旦那さんとアメリカに行った時に米国人にお土産として渡したら大変喜ばれた物らしい。
大切な思い出の竹とんぼ。
それを託された我が息子。
遊び方をおばあちゃんに教わって、空高く飛ばすことができて大喜び。
その姿をみておばあちゃんも大喜び。
一つの文化が引き継がれた。
ゴミ拾いが生んだ文化の継承。
我が息子よ！ゴミ拾い文化も後世に伝えてくれ！
もっと高く飛ばしたい！
それなら高いところから飛ばせばいいんだ！
遊びに対しては脳みそフル回転。
息子は来年から小学生。
宿題やらずに先生に叱らる。
そして「遊びが忙しくて宿題やりませんでした！」
と堂々と言ってほしい。
そんな小学生になってほしい。いや、なるだろう。
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