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執筆者の写真JIROKEN

湯たんぽケース







秩父・木の家専門店 家族でガンバルJIROKEN工務店土屋賢次郎です。




2月20日(日)ダーニングワークショップを開催しました。




ダーニングとは

衣服の穴や、布が薄くなった箇所を、針と糸で修繕する 、ヨーロッパの伝統的なお繕いの方法です。ダーニングを施すことで、着られなくなった衣服に再度息を吹き込むことができます。









みなさん楽しんでいる様子でした。










この方、とても熱心に取りんでいらしたので話しかけてみました。





私:「おー!素敵に仕上がってますね。」



Aさん:「そうですか?ありがとうございます。」



私:「これは何の入れ物ですか?」



Aさん:「湯たんぽ入れです。」



私:「湯たんぽ入れですか。最近は湯たんぽ見かけなくなりましたね。」



Aさん:「そうですね。確かに湯たんぽ見ませんね。私は40年以上使ってます。この入れ物は私のおばあちゃんが作ってくれました。43年前に・・・。」



私:「え!43年前に?とてもきれいに使われてますね。」



Aさん:「そうなんですよ。おばあちゃんとの思い出がつまっています。だから大切に使ってて、とても捨てられません。今回、ほつれている部分にダーニングを施して補強し、かわいくして、これからもずっと使おうと思ってます。」




私:「すてられないですよね。おばあちゃんの手づくりですから。ところで、おばあちゃん作るの上手ですね。」




Aさん:「そうなんですよ。おばあちゃんが若いころ日本橋の三越デパートで着物を縫う仕事をしていて・・・。銀座とか日比谷とかでよく遊んでいたらしいです。当時、とてもハイカラだったみたいです。それと、関東大震災や第二次世界大戦も経験して大変だったらしいです。それまでの生活が一変して、物が無くなり・・・。」








震災と戦争を生きぬいたおばあちゃんが、お孫さんのためにつくってくれた湯たんぽ入れ。


なんだかジーンときました。













買って捨てて、買って捨てて・・・。



目的が買う事になってしまっている気が・・・。



ストレス解消のために買う。そして捨てる。





物の買い方を考え直す事ができました。おばあちゃんの手づくり湯たんぽ入れのおかげで・・・。





次回のワークショップは




「秩父の草木とミモザでつくるリースワークショップ」です。




ワークショップ詳細


日時 2022年3月6日(日)10:00~12:00


場所 JIROKEN工務店(秩父市大畑町4-49)


参加費 5,000円(材料費、講師料、秩父の自然を守る活動費)


手ぶらでOK材料、道具は用意いたします。


講師はtayutauさんです。

















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