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執筆者の写真JIROKEN

己を知る


MTBのレースに参戦。


MTBをはじめて2カ月。山を楽しく走りたいという思いで始めた。


レースって? 全く興味もなければ、楽しさを見いだせない。と思っていた。


なんで遊びなのに順位をつけるの?タイムを競うの?みんなで仲良く走ればいいじゃん。


負けるのが嫌でそんな理由をつけていたが。


プロと競える競技って他にはないかなあ。プロってどの位すごいの?


プロと同じコースを走ることでプロのすごさを実感できるかなあ。


「やってできないことは無い!」


そんな感じで参戦決定!


本番前の練習。


来るんじゃなかった。自分以外、皆アスリート。速いし動きが非人間的。


参加しないで帰ろう。そうだ帰ろう。前夜飲みすぎた事を理由に帰ろう。


でも、5歳の息子を連れてきてしまった。父ちゃんが逃げる姿を見せられない。


逃げる姿を見せる位なら、転んで骨折する姿を見せてやる!


午前中、一本目。ニタニタ笑いながら「自分は初心者です」をアピールしながら走る。そんな奴は大嫌い。


という事で、死ぬ気でスタート。足の骨折を覚悟。アドレナリン脳内爆発。






何とか転ばずゴール。途中、息子たちの声援が聞こえた気がしたが全く覚えてない。


ゴール後興奮状態。走ってよかったあ!気持ちいい!この感じいつ以来だろう。最高!


5歳の息子、父ちゃんが速いか遅いか全くわからない。だが父ちゃんの本気の姿は見ているはず。本気の笑顔も見ているはず。ありがとうMTB。ありがとう誘ってくれた仲間たち。


午後も別のコースを走って。


順位は・・・。




やりました!35人中32位。


父ちゃんやったで!


教訓!

「どうな状況でも逃げずに、現在の自分の実力・状況を知る。恥ずかしい思いをした奴は強い。」


自分を知るから、そこからどんな事をすべきかがわかる。強い奴と自分の違いを知り、欠点を克服する努力をする。自分の強い部分も知ることができ自信がつく。


事業も同じ。逃げる理由を探すより。逃げずに失敗を続ける。いつかは強くなれる。逃げたらそこで成長が止まってしまう。


よし!何事も死ぬ気でやるか。













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