ちちぶ・木の家専門店 夫婦で営むJIROKEN工務店 自然児建築士 土屋賢次郎です。
昨日11月9日、恐怖のメッセージが!
「年明け遊びに行っていい?」
それは、カナダで大変お世話になったKさんからでした。
いまから およそ20年前
私とKさんはカナダで同じログハウスの会社で働いていました。
Kさんは とても面倒見がいい人で たびたび遊びに連れて行ってくれました。
ある休日、山へマウンテンバイクに乗りにつれて行ってくれました。
私は その時マウンテンバイクに乗ったことがない初心者でした。
カナダの大自然で自転車にのれるなんて きもちいいだろうなあ。とサイクリング気分でいきました。
車で山の頂上まで行き、なぜかヘルメットやプロテクターをつけさせられました。
Kさんは「ついてこい!ブレーキ逆だから気をつけろ!」と言い先に進んでいきました。
「ブレーキが逆?」の意味を聞き返そうとしましたが Kさんは聞いてくれません。
Kさんについていくと そこはなんと
崖!
とても 自転車で降りられるような道ではありませんでした。
「やられた!また いつもの 意地悪だあ!」
Kさんは いつも真顔で意地悪をする悪人でした。
それから、私はブレーキをかけ転び またブレーキをかけ転びを繰り返しました。
そこではじめて「ブレーキが逆だから気をつけろ!」の意味を知りました。
普段 平らな道を走っている時は 前ブレーキと後ろブレーキの意識をしたことがありませんでした。
崖で 自転車に乗る時は 前ブレーキをかけると一回転してしまいます。
しかも、日本では左が後ろブレーキ、カナダでは右が後ろブレーキです。
転げ落ちながら 下までいくと
「どうだった?楽しかっただろう!」
と Kさんは してやったり の満面の笑顔でした。
その時 私は2つの事を強く思いました。
「2度とマウンテンバイクなんか乗らない!」
「Kさんは信用しない!」
不思議なもので この2つは実行していません。
マウンテンバイクには乗っているし
Kさんからの連絡は 嬉しくてワクワクする。
4年前にもKさんファミリーが遊びに来てくれました。
壁いっぱいに落書きしてくれました!
「恐るべし遺伝子」
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