JIRKEN㈱土屋賢次郎です。
経営者として大変尊敬する大先輩から相談をいただきました。
大先輩:「うちのお店をお客様に喜んでいただけるように、心安らぐ空間にリフォームしたいんだけど。」
私:「心安らぐ空間ですか。ただ、壁紙を張り替えてきれいにするだけでは心安らぐ空間にはならないですよね。うーん。少し考えさせてください。」
という事で「心安らぐ空間とは」を考えてみました。
人が心安らぎリラックスできる時とは。
安心している時、ストレスが無い時、やさしい気持ちの時・・・。
具体的には
やさしい空間にするために、照明器具のまぶしさや色彩(赤や黄色)などの刺激を排除して視覚的リラックス効果を高めよう。
木の香りのアロマ効果で嗅覚的な安心感を演出しよう。どうせなら秩父の木を使おう。
正面には木の衝立を配置してシンボルにし、空間がバラバラにならずに、そのシンボルを中心に木の空間が広がるような、そんな自然的なまとまりのあるデザインを演出しよう。
リフォーム前はこんな感じ。
思っていた以上に「心安らぐ空間」を演出できました。
衝立の前に観葉植物をおいたり、ゆっくりな音楽をながしたり、スタッフの方がゆっくり行動したり。ハード面だけではなく、ソフト面もプラスすれば効果は大きいですね。
今回のプロジェクトは本当に楽しかった。
リフォーム工事は一旦終わりですが、これで全て終わりではなく、これからもお客様の声をきいて、もっともっと「心安らぐ空間」に改良していきたいです。
まだまだ、やれることはある様な気がする。
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