秩父・木の家専門店 家族でガンバルJIROKEN工務店土屋賢次郎です。
2月5日(土)「秩父札所巡り」(お遍路)に行ってきました。
お遍路とは
「心の深い癒しを求めるため、乱れた心を落ち着かせ無の境地に達するため、過去の罪を償うため…このように“心に救いを求める方たちが行うこと」というイメージをいだく方もいると思います。
私たちの今回の目的は、「秩父を知ること」。
この秩父地域で末永く暮らしていくうえで「秩父を知る」事は重要だと思い、行う事になりました。そして、どうせなら楽しみたいので大好きなマウンテンバイクで移動することに。
先ずは、御朱印帳になんだかありがたいお言葉を書いていただきました。
いよいよ出発!
この時はまだ笑顔がありました。この後に起こることは想像してませんでした。
私:「よし!行こう!まずは札所2番に向けて出発だあ!先頭はママね。俺は後ろから撮影するから。ナビ頼むよ。」
ママ:「OK!大丈夫!任せておいて。地図もらったから。」
この役割分担が間違いだった・・・。
私:「あれ?もう30分以上走ってるけど・・・。こんなに遠いのかなあ。」
ママ:「大丈夫。大丈夫。地図に真っすぐ進むように書いてある。」
息子KSK:「ママ本当に道あってるの?上り坂ばっかりだよ。」
私:「KSK。ママを信じて進もう。」
信じた私がバカだった・・・。
30分、40分と走っても札所2番は現れない。案内表札も見当たらない。
道、間違えてるよなあ。
私:「ママ。道、間違ってない?獣道だよ。マウンテンバイクで来てよかった。でも、車で行く人っていないのかなあ。車走れないよこの道。」
ママ:「大丈夫。大丈夫。だって側溝あるじゃん。」
ん?側溝? 多分、人が造った人工物があるから安全だという意味か?
KSK:「ママ!道に迷ってない?疲れたよお。あ!雪が降ってきた!寒いよお。」
ナビの役割を任せたからには最後まで責任をもってやり遂げてほしかった。
がしかし、命の方が大事なので、仕方ない google earthで現在地を確認。
思った通り、道を間違えて山の中に・・・。
このまま進むと行き止まり。
私:「ママ。やっぱり道、間違えてるよ。引き返そう。」
ママ:「え!そんなことないよ!だって地図に・・・。あ!本当だ!google earthが間違ってるのかなあ。」
いいえ。あなたの地図の見方がまちっがってます!と心の声を飲み込んで。
私:「さあ!引き返そう。スタートオーバー。振り出しだ。」
KSK:「え~。あんなに上ったのに。無駄じゃん。」
ママ:「KSK。人生に無駄なことは無いよ。体力つくし、なにより思い出になる。」
完全に開き直っていた。うらやましい性格。
やっと着いた札所2番。
KSK:「ママ。さむかったよお。つかれたよお。おなかすいたよお。」
ママ:「おかし食べよう。いっぱい動いたからおいしいぞお。」
あなたが道間違えたから、いっぱい動かなければならなかったのでしょう!という心の声をチョコレートと一緒に飲み込んで・・・。
今日の目標は1番~19番だっだけど。
結局、5番までで終了。
息子KSKにとって決して忘れない1日になりました。
私:「KSK。札所巡りまた行きたい?」
KSK:「絶対いやだ!行かない!一人でお留守番してる。」
春になったら再開しよう・・・。
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