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  • 執筆者の写真JIROKEN

やきいも







秩父・木の家専門店 夫婦で営むJIROKEN工務店土屋賢次郎です。





日曜日に雨が降りました。





雨の日は焼き芋です。





焼き芋で思い出す事があります。





子どものころ叔父のトミさんとたびたび焼き芋をしました。








トミさん:「おい!ケンジロウ。俺が日本一の焼き芋の作り方を教えてやる。」




私:「教えてよ。日本一の焼き芋食べたい!」




トミさん:「先ずは、芋の選び方だ。ジャンケンのグーをやってみろ。」




私:「グーかあ。こう?」




トミさん:「そうだ。そしたらそれより太っている芋は焼き芋にはむかないから他の食べ方をするんだ。」





私:「へー。じゃージャンケンのグーね。」





トミさん:「次は炭の用意だ。炭は真ん中に集めろ。そして芋をそのまわりに置くんだ。炭に芋があたらないようにしろよ。あたると焦げるからな。遠火でゆっくりと焼くんだ。」





私:「時間かかりそうだね。」





トミさん:「それがいいんだ。火のまわりで話をしながら長い時間待つ。だからうまい。話をしながらだぞ。 ところでお前好きな娘とかいるのか...」







そうやって 長い時間いろいろ話をしたなあ。




なるほど 会話が目的 だったのか 焼き芋は手段だったのか。






息子にも伝えよう。日本一の焼き芋を...




















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