自然教育

秩父・木の家専門店夫婦で営むJIROKEN工務店の土屋賢次郎です。
先日、いつも空き家管理でお世話になっているNさんから一本の電話がありました。
「あのー、お願いがありまして…。うちのサクランボの木に実がなったので、取って食べてもらえませんか?」
何年か前に植えたサクランボの木に、今年たくさん実がなったそうです。
ただ、Nさんご夫妻は遠方に住んでいるため、なかなか収穫ができないとのこと。
さらにNさんは言いました。
「ぜひ息子さんにも見せてあげてください。サクランボって、こうやって木になるんだよって。」
なんて素敵な言葉なんだろう。
ということで、早速息子と“サクランボ狩り”へ出発。
現地に着くと、木には小さな赤い実がびっしり。
息子と二人、
「おー!」「すげー!」
と言いながら、つまんでは食べ、食べてはまた収穫。
すると突然、
「やばい!この赤い実、めっちゃうまい!止まらない!」
…完全に野生化していました。
結局、日暮れ近くまで夢中で収穫。
なんだろうなあ。
“収穫”って、ものすごくワクワクする。
スーパーできれいに並んでいるサクランボもいいけれど、
「木に実がなって、それを自分の手で採って食べる。」
その当たり前の景色が、今は少し見えづらくなっている気がします。
だからこそ、こういう体験って大事だなあと感じました。
食べ物は、工場から生まれるんじゃない。
自然の中で、時間をかけて育つ。
土を触って、葉っぱを見て、虫がいて、風が吹いて、実がなる。
そういう“生きた景色”を、息子と一緒に感じられた気がします。
そして我が家も、これから収穫シーズン。
6月にはジャガイモ。
夏野菜。
ポップコーン。
枝豆。
…たぶん息子はまた収穫しながら食べ尽くします。
Nさん、素敵な時間をありがとうございました。




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