お花見
- JIROKEN

- 6 日前
- 読了時間: 2分

こんにちは。
秩父木の家専門店 夫婦で営むJIROKEN工務店 土屋賢次郎です・
今年も恒例の、お花見。
満開の桜の下、今年も同じ場所に座りました。
何か特別なことをするわけでもなく、ただ、ぼーっと桜を見上げる時間。
風が吹くたびに、桜の花びらがひらひらと舞い落ちてくる。
その中で、ふと隣を見ると——
息子が、黙って桜を見ていました。
少し前までなら、桜より「石を投げたり」「走り回ったり」。
そんな姿ばかりだったのに、今日は何も言わず、ただ同じように桜を見上げている。
その横顔を見たとき、なんだか胸の奥がじんわりと熱くなりました。
「ああ、この時間を一緒に感じられるようになったんだな」と。
言葉にしなくても、同じ景色を見て、同じ空気を感じて、同じ時間の中にいる。
それだけで、ちゃんと繋がっている気が...
お弁当を広げて、ゆっくり食べるランチ。
他愛もない会話。
時々、笑う声。
本当に、何でもない時間。
でもその“何でもなさ”が、どれだけ尊いものなのかを、この歳になって、やっとわかってきました。
家づくりも、きっと同じです。
誰かに自慢するための家じゃなくて、こういう時間が自然と流れる場所。
何気ない日常が、少しだけ特別に感じられる空間。
それが、本当にいい家なんじゃないかと、桜の下で教えてもらいました。
来年もまた、この場所で。
同じように桜を見て、同じように、ぼーっとして、同じように笑えたら。
そしてその隣に、少しだけ大人になった息子がいてくれたら——
あと何回、こうして一緒に桜を見てくれるんだろう。
そう思うと、この“何でもない時間”が、いっそう愛おしく感じられます。
来年もまた、何気ない顔で隣に座ってくれたら。
それだけで、きっと十分です。



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