破壊王
- JIROKEN

- 14 分前
- 読了時間: 2分

秩父・木の家専門店 夫婦で営むJIROKEN工務店 土屋賢次郎です。
今朝のことです。
息子を起こすと、「おはよう」も言わずに、一直線にトイレへダッシュ。
どうやら――我慢の限界だったらしい。
普段なら、人の気配を感じて、スッ…と静かに自動で開くトイレのフタ。
ところが今朝は、その“スッ…”が、やたら遅く感じられるほどの緊急事態。
「も、もれそう……」
トイレの中から、
「あっー!!」
「もうっ!!」
という叫び声が聞こえたあと、少し間をおいて――
ペットボトルを握りつぶしたような音。
「パリッ!パッリン!」
……え?
「トイレにペットボトル置いてたっけ?」
と、のんきなことを考えていると、
「あっ!やばい!!」
という息子の声。
どうやら――自動でフタが開くのを待てず、手で無理やりフタをこじ開けた結果…
……。
……。
あー……残念。
フタが、壊れました。
静まり返るトイレ。
立ち尽くす息子。
折れた(?)フタ。
その光景を前に、父は心の中でつぶやきます。
「……うん。子どもは、何事も経験が大切だ。」
トイレも人生も、思い通りにいかないことがある。
待てない朝もある。
判断を誤る一瞬もある。
でも、その一つひとつが、ちゃんと“経験”として、体に刻まれていく。
それにしても――TOTOさん。
フタ、もう少し早く開く設定にできませんか?
もしくは、手で開けても壊れないくらい強化してもらえませんか?
全国の親子の“朝の緊急事態”を守るために。
勝手なお願いです。



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