職人技
- JIROKEN

- 2025年9月18日
- 読了時間: 2分

こんにちは。秩父・木の家専門店、JIROKEN工務店の土屋賢次郎です。
今日、リフォーム工事の現場に行ったときのこと。
和室の畳をフローリングへと変更する作業の途中で、大工さんの「職人の技」に心を打たれました。
新築工事では、フローリングを張ったあとに“巾木(はばき)”という細い材料を壁際に取り付けます。
そのため、床と壁の境目は隠れてしまい、施工も比較的スムーズに進みます。
しかし今回のように、畳からフローリングへリフォームする場合は事情が違います。
壁や柱の凸凹はそのまま残るため、巾木で隠すことができません。
だから大工さんは、フローリングの一枚一枚を壁や柱の形に合わせ、切って、削って、また合わせて…を何度も繰り返す。
「髪の毛一分の隙間も許されない」ほどの緻密さが求められる、気の遠くなるような作業です。
その姿を見て、大工さんが笑顔で一言。
「ここが大工の面白さなんです。胸を張れる仕事なんですよ」
その言葉に、私はじーんとしました。
家づくりとは、華やかな部分だけではなく、誰も気づかない細部に心を注ぐこと。
そして、その小さな積み重ねが、住む人の安心や心地よさを形づくっていくのだと。
見えないところに真心を込める。
木と向き合うその背中に、職人という生き方の美しさを感じ、改めて深い感謝と尊敬の気持ちを抱きました。



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