朝5時の自然会議
- JIROKEN

- 10月27日
- 読了時間: 2分

こんにちは。秩父・木の家専門店、夫婦で営むJIROKEN工務店の土屋賢次郎です。
先日、いつものように地域にポスティングをしていたときのこと。
玄関先でチラシをお渡しすると、一人の女性が笑顔で声をかけてくださいました。
「あー、いつものね。ありがとう。いい活動されてますね。」
その一言に、なんだか心がふわっと温かくなりました。
そしてその方が、こんな話をしてくれたんです。
「私、毎朝お散歩してるの。秩父橋の上から荒川を眺めるとね、鯉が泳いでるのよ。白いのと黒いの。それに、カルガモが5羽いて、たまに鹿まであらわれるの。」
想像するだけで、まるで自然の絵本をめくっているような情景。
「毎朝見ているとね、かわいくなってきて、朝5時の散歩が楽しみで仕方ないの。」
そう言って、にっこり。
そして最後に、こんな言葉をくださいました。
「動物や生き物が生きられる自然があることはいいことよね。これからも、自然を大切にする活動をがんばってくださいね。」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がじーんとしました。
私たちがつくる“木の家”も、元をたどれば森からの贈りもの。
森が元気であることが、地域の自然、そして人の心の豊かさにつながっています。
家を建てることも、自然を守ることも、実は同じ根っこから伸びている。
そんなことを、朝の散歩を楽しむ一人の女性から教わった気がしました。
今日も秩父の自然に感謝しながら。
これからも、“森と暮らしをつなぐ”活動を続けていきます。



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